郊外でDIYや家庭菜園をしている時の悩み

家庭菜園している男性

郊外の家を購入する=虫が多い、というのは覚悟していたけれど、その被害は想像以上でちょっと辟易としてしまった私たち夫婦。

特に虫の苦手な私は、いっそのことDIYも家庭菜園もやめてしまおうかなと思うくらい、DIYや家庭菜園をする時の悩みとなってしまっていた。でも虫のせいで色々なことを諦めてしまうなんてもったいない!

そんなわけで今回は虫対策のあれこれについてまとめてみた。

害虫対策が必須★

我が家の侵入者★

寒い時期には気づかなかったけれど、暑くなって窓を開けるようになると、家の中でよく茶色くて小さな虫を見かけるようになっていた。一瞬、ゴキブリの赤ちゃん!?と背筋を冷たいものが走ったけれど、調べてみたらそれはゴキブリの幼虫ではなく、コクヌストモドキという穀粉の害虫として世界的にも有名な種なんだそうだ。

なんでも郊外にある新築の家に飛来することが多いらしく、どうして中古物件の我が家に??と疑問だったけれど、小麦粉や菓子、パン類や米びつなどからもよく発生するらしいので、パン大好きの我が家が呼び寄せてしまったのかもしれない。

我が家の対策法☆

コクヌストモドキは2〜3mmくらいと小さく、しかもスリムな体型であるため、おそらく網戸をくぐり抜けて侵入してきたのだと思われる。それだと窓をきっちり閉める以外に対策がないことになってしまうが、夏に窓を閉めっぱなしというのも現実的ではない。

そこで網戸にスプレーして虫を寄せ付けないようにするための殺虫剤を使用することにした。

すると家の中に侵入はしてくるものの、たいがいのコクヌストモドキは窓際で死んでいるか、弱った状態で見つかるようになった。

やはり郊外に家を購入するということは、害虫対策が必須になるのだなと改めて痛感したのである。

庭に蜂の巣ができていた!

まさか我が家に…

コクヌストモドキ問題が落ち着いてきた頃、我が家にもっと大きな問題が降りかかってきた。ハッキリ言ってコクヌストモドキなんてかわいいもんだと思えるほどの問題である。

最近スズメバチをよく見かけるなあと思っていたのだが、きっとどこか遠くで営巣したスズメバチが我が家の方にまで餌を求めにやってきているのだと思っていた。

ところが裏に住んでいる奥さんから、「お宅の家にハチの巣ができているわよ」と指摘されて見てみたところ、我が家の2階の裏手、軒下のあたりに結構大きな巣が!

私は驚きと恐怖のあまり、震える手で仕事中の夫に電話をしたのだった…。

巣の主は…

その日夫が定時で帰ってきて巣を確認し、色々調べてみたところ、我が家に営巣した蜂は、キイロスズメバチと言って、スズメバチの中でも最大級、しかも一番凶暴で知られている蜂なんだそうだ。どうしてよりによってそんな蜂が我が家に…。

蜂の巣については、自治体のページがじつは参考になる。
川口市/ハチの巣の形・特徴
川口市/よくある質問と回答

害虫の駆除はプロに任せました☆

田舎だから仕方ない?

郊外に住むのだから、ある程度の害虫被害は覚悟していたつもりだ。でもまさか家にスズメバチの巣を作られてしまうなんて。でも郊外だから、田舎だから、というのはあまり関係なく、今回私たちはちょっと運が悪かっただけらしいというのが判明した。

というのも裏の奥さんも、ハチの巣を間近で見るのは初めて、と言っていたからだ。

もちろんプロにお任せ☆

キイロスズメバチの巣なんて、到底私たちの手に負えるようなしろものではなく、私たちは近くの害虫駆除業者を呼ぶことにした。
正確に言うと、害虫駆除というか、蜂の巣駆除の専門業者だ。

よくテレビのハチの巣駆除で見るような駆除用の防護服を身にまとった業者さんに後を任せ、私たちは家の中で窓をしっかりと閉めて待機した。ちょっと痛い出費だったけれど、さすがプロ、ものの見事にハチの巣を駆除してくれたのだった。

まとめ

業者さんにお願いして蜂の巣を駆除してもらったおかげで、我が家に再び平穏な日々が戻った。とはいえやはり郊外なので虫は多く、今でも色々な虫に悩まされている。

けれども一つ確実に言えるのは、どんなに虫嫌いな人でも、虫の多い環境に身をおけば、少しずつだけど慣れてくるということだ。実際に私がそうだったのだから。