木の棚の作り方

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木の棚

結婚して10年。不妊治療を乗り越え私たちのもとにやってきた息子(1歳2か月)のため、郊外に築15年の中古物件を購入した私たち家族。

DIYに挑戦したり、家庭菜園をやってみたり、毎日バタバタ、だけどゲラゲラ楽しく笑って過ごす、そんな私たちの郊外生活をちょっとだけ紹介しようと思う。

まずはDIY入門編☆木の棚の作り方☆について。

まずはサイズ決め!寸法を図るやり方☆

まずはサイズ決め!

台所のワークトップの端に空きスペースがあり、そこに棚を作って活用したいなーとは前から思っていたので、夫が休みの平日に思い切って作ってみることにした。一応お嬢様育ち(?)の私が糸鋸やら金づちやらを使ってDIYをする日が来るなんて、誰が想像しただろう。

それはさておき、まずはサイズ決めだ。今回はスパイスラックなので、縦14cm、横40cm、高さ30cmの二段式にしようと思う。もう少し高くしようかなとも思ったけれど、固定するわけではないので、地震が起きたときのことを考えて、安定感のある高さをとることにした。

図面を作ってみる!

慣れている人は頭の中で組み立てることができるかもしれないけれど、DIY初心者の私たちはとりあえずネットで色々調べながら図面を作ってみることにした。

側面の棚板は14×30が2枚。
底面は14cm×40cmが2枚。
棚前板は4cm×40cmが2枚。

材木の選び方☆

DIY初心者には☆

とりあえずホームセンターに行き、板を買うぞ!と息巻いてみたものの、あまりにも板の種類が多くて目が回りそうになる。

とりあえず初心者向けのDIYを…と調べてみると出てくるのがSPF材なるもの。SPF材とは、マツ科でトウヒ属のスプルース(Spruce)、マツ属のパイン(Pine)、モミ属のファー(Fir)の頭文字をとって総称した輸入建築材のことを言うそうだ。

流通が多いため値段が安価なので購入しやすく、また見た目も白くて素朴な質感であることから、どんなインテリアにも馴染み安くなるため、DIY愛好家には人気の材木なんだそうだ。

SPF材のメリット☆デメリット★

SPF材のメリットは柔らかいので加工がしやすいこと、丈夫で軽量であること、面取りされているので扱いやすいこと。

そしてデメリットとしては、耐水性が低いので、屋外で使用する際には防腐処理が必要になること、曲がり・ねじれ・反り・割れなどが起こりやすいことが挙げられるんだそうだ。

というわけで初心者に優しいという理由から、私たちも素直にSPF材とやらを使ってみることにした。

実際の作り方☆

超簡単♪実際の作り方☆

息子のお昼寝の時間を見計らって、早速棚作りに取り掛かった。

1.まずは材料を切って揃える。側面の上部分は見栄えをよくするために斜めにカット。
2.棚板に棚前板を打ち付けるための下穴をドリルで3つほど開ける。側面板にも棚板2箇所、棚前板1か所×2段分に下穴を開ける。
3.棚板と棚前板をボンドでずれないように仮止めし、渇いたらあらかじめ開けておいた下穴から釘を入れて打つ。×2枚。
4.側面板と棚板も同じように仮止めし、釘を打つ。

あっけないほど簡単にスパイスラックの形になったので感激してしまった。

そして完成へ…

最後に全体的にヤスリがけをして表面を滑らかにしたら、塗装へ。

塗装コーナーに行ったらちょうど塗装担当の店員さんがいたので、夫が熱心に店員さんから話を聞いていた。塗装一つとってみても、色々な塗料があって、同じような種類でも屋外用、屋内用とあったり、ニスにしてもつや出し用とつや消し用があったりとその用途は様々なのだなと思った。塗料の組み合わせ、塗料の塗り方にしても、正解がコレ!というものがなく、だからこそDIYって奥深いんだな…と痛感する。

結局夫が選んだのは、店員さんおススメのオイルステイン。塗ってみると白いSPF材が味わい深いアンティーク調のダークブラウンに。色一つでも印象ってここまで変わるのかと驚く。

その他のDIYに関しての記事はこちら → つみ木の作り方

まとめ

乾いたスパイスラックを早速台所に設置し、スパイスを置いてみたら、我が家の質素なキッチンが一気に男前キッチンにレベルアップした?それだけで何だかワクワクして、料理を作るのが格段に楽しくなった。市販のものを購入したのでは、ここまでワクワクはならないから、やっぱりDIYって本当に奥ふかくて面白い!

これからDIYのおもしろさにますますハマっていきそうな予感…♪

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