自家発電への道のり

家に取り付けたソーラー発電

二重窓を完成させたことで、「できない」という思い込みはあらゆる可能性を潰すということを学んだ私たち夫婦。もしかしたら身の回りで、「できない」と思い込んで手を出せずにいる便利なものがあるのでは…?とキョロキョロしてみたところ、私たち夫婦の目についたのは、隣家の屋根の上で誇らしげに燦燦と太陽の光を浴びるソーラーパネル。

そう、私たち夫婦の次なるターゲットは、自家発電である。←飛躍しすぎ?

自家発電のメリットと持続可能性について☆

電気代削減☆

自家発電をすることによるメリットは、何と言っても電気代を削減できることだろう。電気会社との契約内容やその日の天候にもよるけれど、昼間の高い電気代を購入する必要がなくなるだけでも電気代を大幅に削減することができる。

環境問題☆

石油や石炭を燃やして熱エネルギーから電気エネルギーに変換すると温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)を排出してしまうけれど、太陽光発電であれば直接電気エネルギーに変換できるため、環境に優しいという側面がある。
また屋根に太陽光パネルを設置すれば、遮熱効果を期待することができるので、夏の室内温度を下げる効果が期待できる。

災害対策☆

何らかの災害などが起きて電力供給網が遮断されてしまった場合、非常用の電源として使用することができる。大型の電化製品を動かすにはそれなりの出力数が必要だが、スマホなどの充電、明かりの確保レベルであればそれほど大がかりなものでなくても賄うことができる。

持続可能性について☆

太陽光パネルの寿命は一般的に20〜25年、パワーコンディショナーの寿命は10〜15年と言われているが、30年以上前に作られた太陽光パネルが今でも現役で使われているという事例もある。

自家ソーラー発電のやり方☆

ソーラー発電キット?

色々調べてみたら、何とソーラー発電セットなるものを発見した。

太陽光発電が自分ででき、その必要なものが全て揃っているという夢のようなキットだ。夏休みの宿題工作でキットを使った時に、若干罪悪感みたいなものを抱いていたことを思い出し、これはDIYなのか…?と一瞬よぎった。でも

DIYって“Do it yourself”、つまり自分でやる、ってことなんだから立派なDIYだよね、と自分を納得させてみる。

驚くほど…

電気関係は夫の方が得意なので、私はそばでサポート。

説明書通り、まずはチャージコントローラーとバッテリーをつなぎ、次にソーラーパネルとチャージコントローラーを接続する。次にインバーターとバッテリーを接続し、太陽に当てて充電したら、ハイ、完成!

もしかしたら私一人でもできるかも…?というくらい簡単だったので、機会があれば次は私がやってみようと思った。

自家発電装置を作る時の注意事項★

作るときに気をつけること★

夫がパネルに布のようなものをかけていたので、邪魔だろうからと外そうとしたら、ものすごく怒られてしまった。パネルに何もかけずにいると発電してしまうので、そのまま接続作業をすると通電してしまってとてもキケンなんだそうだ。

危うく夫を感電死させてしまうところだったと思うと…笑えないうっかりだ。

使用する際には☆

自然のエネルギーなので仕方ないけれど、雨の日や夜など太陽が出ていないときはもちろん電気を作ることができない。つまりソーラーがあるから災害があっても安心?というわけではなく、台風などの悪天候や夜間の災害には対応できないので、懐中電灯や電池などの最低限の災害の備えはしておくべきである。

その他のDIYに関しての記事はこちら → DIYで二重窓にして断熱性能アップ

まとめ

まさかソーラー発電を自分たちで作れるとは思っていなかったけれど、いざ作ってみたらとても簡単だったし、何より災害時にスマホや充電式乾電池に充電できると思うとやはり安心感がある。キットでなくても最初から自分たちで作れる方法もあり、それならもっと安価で作れるそうだ。私たちのDIYがもっと進歩したら、そこにも手を出してみようかな…と思っている。